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帆を掲げて~音楽と朗読で文学の海を漂う2026

2026年7月18日(土)
at MUSICASA

朗読:松浦このみ
音楽・音響:山口紘
演出:吉田康一

【 演 目 】
・川端康成「片腕」(新潮文庫刊『眠れる美女』所収)
・川上弘美「さやさや」(文春文庫刊『溺レる』所収)

新シリーズ『帆を掲げて』。

正確に言えば昨年建長寺での公演も三人の協働作業だったのですが、ユニットとして本格的に取り組むのは今回の公演が初めてでした。

準備期間からゆっくりと静かに出航しました。
もともと大きな声で自己主張をするようなタイプは一人もおらず、しかし仕事へのこだわりは堅く揺るがないものを持ったメンバー。

様子見、探り合い、という遠慮期間を経て進路決定、風向きの把握と調整という帆船の操縦は、その時々、吉田・山口の二人が、阿吽の呼吸で役割を交代しながら進行させていったように思います。

私にとって、初めての挑戦が少なからずありました。
そんな中ひとまず、最初の航海を終えられたのは、二人の懸命な操縦と、私の嗅覚が二人を心から信頼して大丈夫と捉えられたからでしょう。

皆様に深い探求を味わってもらう旅をしていただくためには、まだまだ工夫ができるはずと受け止めています。
できることをひとつひとつ積み重ね、読書とはまた違った文学体験を提供できる場を目指し、次の航海の準備をしていきます。

ご来場くださった皆様、応援してくださった方々温かい言葉をかけてくださったことを含め、心より御礼申し上げます。
ありがとうございました。
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