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箏の顚末vol.12〜朗読と箏でつくる異界的空間

2022年7月23日(土)/at アトリエ第Q藝術

【 朗読 】松浦このみ
【 作曲・17絃箏・21絃箏・エレクトロニクス 】八木美知依
【 演出アドバイザー 】丸尾聡
【 主催 】gusuto de piro

【 演目 】
・「花火」内田百閒作(筑摩書房刊『ちくま日本文学全集内田百閒』所収)
・「銅版画」M・Rジェイムズ作 紀田順一郎訳(創元推理文庫刊『M・Rジェイムズ傑作集』所収)


「箏」という楽器の、その豊かな共鳴音を一番特等席で聞けるのは
演奏者自身の位置なのだそうです。

それを観客にいかに届けるか、八木さんはあらゆる工夫を施し、
様々な音色で物語の世界を彩ってくれます。

演出アドバイスの丸尾聡さんと照明青柳美香さんの協力で、
今回は細やかな照明の演出もできました。

朗読というシンプルな表現方法は、
繊細に工夫された音や光の力を借りることで、
新たな力を得るものなのだと再発見できた公演でした。

内田百閒「花火」
英国の作家M.R.ジェイムズ「銅版画」
八木美知依の17絃と21絃。

写真から音を想像してみていただけたら
うれしいです。

松浦このみ
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